京都サンガのDF飯田貴敬(26)が、副主将としてチームをけん引する。18日、練習後にオンラインで取材に対応した。

16日にDF本多勇喜(30)、MF武富孝介(30)とともに副主将就任が発表された。飯田は「キャラじゃないとみんな思っていると思う(笑い)」と笑顔で話すも、「思っていることを発信しやすくなった」とやりがいを感じている。これまでは、思っていることがあっても口にするタイプではなく「自分を殺して、周りに合わせてやってきた」と明かす。

曹貴裁監督(52)との面談で副主将について相談され「ここで変わるチャンスだ」と引き受けた。

就任が発表されてからFC町田ゼルビアのFW鄭大世(36)に「飯田貴敬が副キャプテンとか本当に納得がいかない」とツイートされたことに対し「大世さんらしい、愛のあるいじり。かわいいなと思いました」と清水エスパルス時代のチームメートとして仲の良さをアピールした。

28日に迎える開幕相模原戦(相模原ギオンスタジアム)に向けて、チームの雰囲気も高まっている。飯田は副主将として「チームを勝たせることが自分の仕事」と自覚を持ち、プレーでもチームを引っ張る存在になる。