ヴィッセル神戸三浦淳寛監督(46)は23日、オンラインで取材に応じた。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は、25日から5月11日まで、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県を対象に発令される見込み。同宣言下で、Jリーグなどのイベントが原則無観客試合になる可能性がある。

三浦監督は「やはり、サポーターがたくさんいる中でプレーする方が、選手も当然、気持ちが入るし、いいプレーが出る」と有観客の利点を踏まえた上で、「そこはルールがあり、クラブとJリーグと国の判断を仰ぎながら、メンタル的な安定が出るようにもっていきたい」と、円滑なチームマネジメントに徹する姿勢を強調した。

兵庫県に拠点を置く神戸は、宣言期間中にルヴァン杯を含めれば、公式戦3試合のホーム戦を予定。故障の影響で今季欠場が続く主将のMFアンドレス・イニエスタ(36)の復帰戦にあたる可能性もある。クラブ側は「正式に発令されてからの対応になる」と静観している。