川崎フロンターレは相手GKの好守に苦しみながらも、ユナイテッド・シティ(フィリピン)を下して4連勝を収め、決勝トーナメント進出に王手をかけた。

中2日の連戦で、鬼木達監督は先発8人を入れ替えた。前半19分、MF長谷川竜也が相手DFにプレッシャーをかけて甘いバックパスを誘うと、FW知念慶がそのパスをカットして、左足でシュートを決めた。

前半は再三の決定機を迎えたが、相手GKがファインセーブを連発。知念の1点にとどまった。

後半もなかなか追加点が生まれなかったが、後半33分に途中出場のMF家長、DF山根が右サイドで流れをつくり、山根からパスを受けたMF脇坂のクロスをファーサイドの長谷川が右足で合わせた。

2-0で試合は終了。川崎Fは全勝で勝ち点を12に伸ばし、I組2位以内を決めた。第5節は勝ち点9の大邱(韓国)との対戦で、この試合に勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる。