柏レイソルが横浜FCに競り勝ち2連勝となった。1-1の前半42分に、FW瀬川が倒されてPKを獲得するも、キッカーのFWクリスティアーノが枠を外し勝ち越しはならず。嫌な流れだったが、後半26分、クリスティアーノが瀬川の落としに飛び込み、ペナルティーアーク付近から弾丸シュートを放ち、これが決勝点になった。

ネルシーニョ監督は「相手は前節勝っている。我々としては非常にアラートにゲームに入った試合で、非常にいい入りができた。ハーフタイムには、前半やれていることを継続すれば結果が付いてくると話した。序盤から献身的な戦いぶり、仲間意識が今日の結果をもたらした。勝ち点3にふさわしい戦いだった」と総括した。

PKの失敗を払拭し決勝点を決めたクリスティアーノは「今まで培ってきた豊富な経験があり、PKは外すこともある。だが、決めた数の方が多い。ただ、PKを外した後も集中力を切らさなかった。チームに貢献して勝利をつかめたことが一番大事だった」とベテランらしいメンタルのコントロールを明かした。チームは2連勝で、降格圏から遠ざかった。