J3アスルクラロ沼津がこのほど、7月3日の大雨災害に対する義援金20万円を沼津市に寄付した。渡辺隆司社長(63)、MF菅井拓也主将(30)らが同市役所を訪問。頼重秀一市長(53)に贈呈した。

大雨の影響で、同市と清水町をつなぐ黄瀬川大橋の一部が崩落するなど、大きな被害が発生した。沼津の選手たちがホーム試合などで募金活動を行ったほか、クラブスタッフらが被災地に出向いてボランティア活動に尽力した。渡辺社長は「日頃からお世話になる沼津市のために『何かできないか』という思いだった」。頼重市長は「復旧活動に大きく協力していただいた。ありがとうございます」と感謝した。

10日には藤枝との静岡ダービーが控えている。「勝って沼津に戻ってくる」と菅井主将。ライバル相手に白星を挙げ、県東部地域に歓喜を届ける。【古地真隆】