ACL準々決勝の前日会見が16日に行われ、日本勢で唯一、勝ち残っている名古屋グランパスDF中谷進之介(25)が「意識は全員が高い。日本の代表として最後まで残りたいと思っている」と熱く語った。準決勝進出をかけ、浦項と韓国で実質アウェー戦の一発勝負に臨む。

浦項とは1次リーグで2度対戦し1勝1分け。中谷は「2回対戦して相手も対策を練ってくると思うが、自分たちも強くなっている。ルヴァン杯で決勝に進んだ勢いをぶつけていきたい」。結果を積み重ね、自信も積み上がってきた。「自信を持っている。粘り強さという自分たちの強みがしっかりしてきた」。

メンバー構成もポイントとなるが、フィッカデンティ監督は「目の前の戦いに集中する。勝者として終わったら、次の試合に向けて100%尽くす」と語った。超過密日程で、勝ち上がれば12年ぶりの4強入り。中2日で迎える準決勝は全北-蔚山の韓国勢の勝者で、会場も再び韓国となる。