故障で離脱していたヴィッセル神戸FW大迫勇也(31)について、三浦淳寛監督(47)は2日、オンライン取材に応じ、4日に発表される日本代表のメンバー入りへ慎重な姿勢を示した。代表はワールドカップ(W杯)アジア最終予選で11日にベトナム、16日にオマーンといずれも敵地で戦う。

三浦監督は「大迫自身の状態がよくなることを最優先に考えてます。状態が悪い中で無理してプレーしても、決して求めているようなプレーができるとは限らない」と前置きし、「もちろん代表にとって大迫は大きな存在だが、それよりも現状で痛みをもっとなくして、さらに100%のプレーができる状態に持っていけるか、という状況に集中している」と説明した。

大迫は10月12日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦で右脚を負傷。神戸に戻ってからの同16日アビスパ福岡戦、同24日名古屋グランパス戦を連続で欠場。最近は練習にも合流し、今月3日のベガルタ仙台戦(ノエスタ)については、メンバー入りか否かは微妙な状態だという。

神戸は6日にも徳島ヴォルティス戦(ノエスタ)を控えており、三浦監督は「6日の時点で100%、大迫は元気ですよというのは正直難しいと思う」と、決して万全ではない状況を繰り返し説明した。

「僕は日本代表とか日の丸の大切さは十分理解しているが、やはりクラブでいいプレー、いい状態で評価されて日本代表に選出される(ことが理想)。多少は状態が悪くても(代表に)呼びたい気持ちは理解している。でも僕自身、神戸の監督であってクラブのことを考えると、まずはクラブでいい状態に戻し、いいプレーを見せて、代表でいい結果を出すのがいい流れかなと思う」

クラブと日本協会の間では、大迫について話し合いはしているといい、けがが完治していない場合、代表に選出されない可能性もありそうだ。