J2降格が決まっている横浜FCは、最終節に敗れ、シーズン最下位が決まった。試合後、セレモニーが行われ、選手やスタッフらがピッチに立った。あいさつのため、マイクの前に立った上尾和大代表取締役社長は、今季限りでの退任を自ら明かした。

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続いて登場した早川知伸監督（44）は「自分からは3つお伝えさせてもらいます。1つ目は感謝です。苦しい、難しいシーズンでした。その中でも、多くのサポーターが、多大なサポートをしてもらったスポンサー企業が、応援してくれたみなさんのおかげで選手は、最後まで頑張ることが出来ました。前に進むことが出来ました。本当にありがとうございました」と頭を下げた。

「そして、2つ目です。謝罪です。J2降格の結果になってしまったこと、数多くの敗戦をしたことで、みなさんに悔しい思いをさせてしまったこと、本当に申し訳ございませんでした」と続けた。「最後になりますが、未来です。横浜FCの歴史は、まだまだ通過点。この苦しい状況ではありますが、歴史の1ページと考えれば、前に進んでいかないといけないと思っています。前の横断幕にあるように、本当に覚悟を持って、前に進まないといけない。この苦しいですが、未来に向かって、進んでいかないといけない。引き続き、横浜FCを応援していただければと思います。本当に今シーズン、ありがとうございました」と涙ながらに話した。

キャプテンのMF瀬古は「この1年は、苦しいシーズンだったと思います。結果に結びつかないこと、J1残留の目標が達成出来なかったこと、それに尽きると思います。本当に下を向いている暇はないと思っています。この横浜FCがJ1に戻ってこられるよう、選手は今日からスタートしていきます。来季も今季と変わらぬご声援よろしくお願いします」と頭を下げた。