北海道コンサドーレ札幌は6日、敵地でアビスパ福岡と対戦し0-0で引き分けた。GK菅野孝憲(37)が前半32分に相手のPKを止めるなど好セーブを連発し、得点を許さなかった。チームは開幕戦から3試合連続のドローで、またしてもJ1通算100勝はお預け。節目の勝利へ次節は12日、ホーム札幌ドームで横浜F・マリノスと対戦する。
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札幌の守護神菅野が窮地を救った。前半29分、DF田中駿汰(24)がペナルティーエリア内で相手を倒しPKを与える最大のピンチ。だが菅野は冷静だった。「GKコーチからデータも渡されるし、蹴る前に(興梠)慎三に『絶対こっちなんで』と言われていた」。相手FWルキアンが左隅を狙い放ったシュートをスーパーキャッチ。「GKコーチ赤池さんと慎三のおかげ。2人に感謝したい」と話した。
03年にプロキャリアをスタートさせ20年目。ベテランとしてチームに欠かせない存在だ。1月の沖縄キャンプから赤池保幸GKコーチ(47)のもとトレーニングを積んできた。「GKコーチと1番過ごす時間が多いので。GK陣といい競争ができている。いいトレーニングができているのは赤池さんのおかげ」。この日は後半開始直後の3分にも好セーブを見せるなど得点を許さなかった。
チームは開幕からリーグ戦3試合すべて引き分けと、いまだ勝利がない。この日はシュート数で相手の16本を大きく下回る7本だったがドローに持ち込んだ。ペトロビッチ監督(64)は「今年に入ってから5試合の公式戦で、まだ負けていないというのは選手たちがよく頑張ってくれている結果だと思う」と前向きに捉える。
J1通算100勝はまたもや持ち越し。次節12日、札幌ドームで節目の勝利を狙う。菅野は「僕たちが思い描いているような結果は出ていないですけど、自分たちのことを信じて、ブレずに続けていきたい」と意気込んだ。【山崎純一】



