ガンバ大阪は20日、大阪・吹田市の万博グラウンドで行われた練習を今季初めて公開した。報道陣やファンクラブのプレミアムメンバー約30人が見学した。

練習の冒頭で選手は一斉にファンに近寄り、選手会長のDF昌子源(29)が代表であいさつした。

見学への感謝を述べた上で「カメラ越しより、肉眼で見た方が僕らは男前に見えると思います」。カメラを構えたファンに対し、粋な言葉で和ませた。

多くの視線を集めての練習に、片野坂知宏監督(51)は「ありがたい。選手の表情も試合とは違うものが見られた」と感謝した。

ボール回しの練習などは、あえてファンの目の前で行うなど、サービス精神たっぷりの内容だった。

G大阪は20年春からコロナ禍のために、ほぼ完全非公開で練習を実施。ファンクラブ会員を招待したのは昨年11月以来で、今後も練習の公開日設定を前向きに検討していくという。