清水エスパルスは今季初の3連勝を逃した。ホームで柏レイソルと1-1のドロー。絶対的エースの1発でリードを奪っていたが、後半ロスタイムに失点し、引き分けに終わった。

鮮やかな先制弾だった。清水は前半8分、左CKを獲得。キッカーのDF山原怜音(れおん、23)が上げたボールにFWチアゴ・サンタナ(29)が飛び込んだ。ニアサイドで合わせた打点の高いヘディングで先制点。2年連続2桁得点となる節目のゴールでリードを奪った。「今はチームの勝利が大事」。個人記録よりも勝利を優先するブラジル人助っ人は、得点後もチームプレーに徹した。

ハーフタイムにゼ・リカルド監督(51)は「仲間を信じて全員で勝つぞ」と鼓舞して送り出した。後半18分にはFW北川航也(26)とMFベンジャミン・コロリ(30)を投入。さらに攻撃的な選手の起用で、追加点を狙った。

勝負を決定付けるゴールを奪えずにいると、耐えきれなかった。同ロスタイム、自陣右サイドを崩され、同点ゴールを献上。悔しいドローに終わったが、勝ち点1を積み上げ、順位は暫定ながら11位に浮上。着実にチームは成長している。【神谷亮磨】