プロ注目の流通経大のMF熊沢和希(21=4年)が、来季から柏レイソルへの加入が内定したことが1日、分かった。

2列目やボランチを主戦場に攻撃面で持ち味を発揮し、大学3年時の昨季は、関東大学サッカーリーグの優勝に貢献。今季は主将を務め、ボランチとして持ち味のハードワークと強度の高い守備を生かし、攻守両面でチームをけん引している。

複数のJクラブが獲得に動いていた中、柏への加入が決まった。柏は今季、ネルシーニョ監督の下、FW細谷真大、森海渡ら若手が頭角を現し、リーグ戦で5位と上位に食い込んでおり、熊沢も即戦力としての期待がかかる。

熊沢は流通経大柏高を経て流通経大へ進学。高校時代は鹿島アントラーズのDF関川郁万(21)とプレーし、高校2年、3年時の全国高校サッカー選手権では準優勝している。流通経大の1学年先輩のMF満田誠(23=サンフレッチェ広島)は所属クラブで躍動し、日本代表へと羽ばたいた。先輩に続き、熊沢もJの舞台から日本代表を目指す。