第24回JFLの表彰式が6日、都内で行われ、今年6月に退任した桑原勝義理事長(78)が長年の功績を認められて特別表彰を受けた。

元日本代表で本田技研(ホンダFC)を日本リーグ1部昇格に導き、PJMフューチャーズなどで監督を歴任。06年にJFL総務主事に就き、理事長としてリーグの発展に尽力した。

桑原氏は「最後にカズが来てくれて、よかった」と鈴鹿ポイントゲッターズのFWとして三浦知良がプレーしたことを喜んだ。

静岡学園1年のカズがブラジルに渡る前に「語学研修と練習のため」(桑原氏)預かったのが監督を務めていた本田。「ここまでの選手になるとは思わなかったけれど、当時から物おじしない大物感はあった」と懐かしそうに話していた。