Jリーグ提供の新型コロナウイルス検査のデータを活用した研究論文が30日、英国科学誌「BMJ Open」(電子版)に掲載された(https://bmjopen.bmj.com/content/13/1/e067591)。

これはJリーグが感染対策の一環としてJクラブに所属する選手・スタッフを対象に行っていた検査結果データを、NPB・Jリーグ新型コロナウイルス対策連絡会議科学アドバイザーである大阪大学・村上道夫特任教授の研究グループに提供し、同教授らが研究論文に活用したもの。

Jリーグは「新型コロナウイルス感染症対策の一環としてJリーグ並びにJクラブが実施してきた検査が、医学界への貢献につながったことは大変光栄です。本研究に携わる全ての関係者の皆さまに深く御礼申し上げます」との声明を発表した。