首位のFC町田ゼルビアが4位V・ファーレン長崎との上位対決で完勝した。

オーストラリア代表のFWミッチェル・デューク(32)、ブラジル出身のFWエリキ(28)の「J2最強」2トップがそろい踏みで、ともに2ゴールずつ奪った。マン・オブ・ザ・マッチに輝いたデュークは「本当に良かったと思う。みんながしっかりやってくれて、結果も出ているし、コンディションを維持して次につなげたい」と力を込めた。

強力助っ人コンビが猛威を振るった。前半30分、デュークはエリキの右クロスに、下がりながらコンパクトに右足を合わせて先制。同43分、ロングスローの流れからエリキが追加点を奪う。後半13分、デュークが頭で落とし、エリキのリターンパスから3点目。同19分、相手の連係ミスを突いたエリキが最後はGKをかわし、ノールックで4点目を流し込んだ。

勝利に貢献したデュークは「本当に2点取れて素晴らしい。ハットトリックはとてもできなかったけど」と笑った。15日にはオーストラリア代表として、中国で行われるW杯王者アルゼンチンとの国際親善試合に臨む。明日12日に出発予定で「しっかりと力を出してきたい」。次節18日のアウェー栃木SC戦が前半戦最終戦だ。強行スケジュールもお構いなしの姿勢で「帰ってきたら、ぜひ栃木戦に出たい」と意気込む。

町田は長崎戦の勝利で通算成績を14勝3分け3敗とし、勝ち点を「45」まで伸ばした。前節終了時に首位ターンを決めたが、目標はそこではない。今季42試合を「7試合で1ターム」と区切り、各タームで獲得する勝ち点を15に設定する。黒田剛監督(53)は「本当に高い目標ですが、しっかりと第1、第2、第3と来られている。本当に選手たちはよく頑張っているなという印象です」。9得点5アシストのエリキ、4得点4アシストのデュークを軸に首位を快走。目標のJ2優勝、J1昇格へ確実に勝ち点を積み重ねていく。