静岡学園が土壇場で勝ち点1をつかんだ。

4日の県総体決勝(2○1清水桜が丘)を制して迎えた初のリーグ戦は、鳥栖U-18に2-2のドロー。

川口修監督(49)は「強度の高い相手に対し、選手の動きは悪くなかった。諦めない姿勢でチームに粘り強さが出てきた」と評価した。前半40分に先制を許したが、「中盤が機能していなかった」と振り返り、後半からMF高田優(3年)を中盤に寄せMF志賀小政(3年)を投入して反撃を図った。

後半3分、県総体で3戦7発と躍動したFW神田奏真(3年)がこの日も存在感を示した。左サイドからのクロスにボレーシュートを放ち1-1の同点。「とにかく触る意識で足を出した。まさか入るとは思わなかった」と目を丸くした。しかし同42分、相手に勝ち越しゴールを奪われ、再び劣勢を迎えた。

劇的な同点ゴールを挙げたのはMF大村海心(3年)だ。1-2の後半ロスタイム1分、左CKからゴール前で反応しネットを揺らした。自身リーグ3点目となるゴールで敗戦濃厚のチームを救った。「負けてはいけない試合で最後は意地で決めた」と強調も、引き分けの結果には「悔しい」と唇をかんだ。

チームは開幕からの8戦を5勝2分け1敗でリーグ首位をキープ。次戦は24日、アウェーで履正社と対する。神田は「最大限の力を出し切りたい。勝ちにこだわって次も得点を決める」と力強く誓った。【山口昌久】