J2藤枝MYFCのブラジル人FWアンデルソン(22)が先発定着につながる「来日1号」を誓った。12日はアウェーで大分と対戦する。11日は午前練習で最終調整。次戦は1トップとして3試合連続でのスタメンが濃厚で「チームとしても、個人としても結果が大事になる」と言い聞かせるように話した。

今季はここまで11試合に出場し、無得点。チーム最多13得点を挙げてJ1C大阪入りしたFW渡辺りょう(26)の移籍発表後は2試合連続で先発出場している。アンデルソンは「まだ点は取れていないけれど、ゴールに近づいている感覚はある」。出場時間の増加で「自信もついてきた」と、精神面の安定が好調の要因にもなっている。須藤大輔監督(46)も「最近はすごく動きがいい。鼻息は荒い」と期待を込めた。

今夏はJ1名古屋からFWレオナルド(30)が加入。J3今治からFW中川風希(28)も加わるなど、攻撃陣の積極補強が行われた。プロは結果を残さなければ出場機会を失う厳しい世界。いまだ無得点の助っ人は「やっぱり結果を出さなければいけない。FWなのでゴールが1番大事」と危機感を募らせている。

J1昇格プレーオフ圏の6位甲府との勝ち点差は「9」。5戦勝ちなし(2分け3敗)のチームにとっても踏ん張りどころとなる。相手は7位。5月の前回対戦では0-2で敗れているだけに、リベンジマッチになる。アンデルソンは「自分がゴールを取って、必ず勝ち点3を取りたい」と、目覚めの1発で6戦ぶり勝利に導く決意だ。【神谷亮磨】

○…須藤監督はチームの底上げに手応えを示した。今夏はここまで5選手が加入。既存選手と新戦力の融合を図りながらチームの進化を目指している。指揮官は「新しく入ってくれた5人はそれぞれ特徴が違って面白い。自分のストロングポイントで勝負してほしい」と期待する。直近2試合はチームの超攻撃的サッカーを体現。結果が伴わない歯がゆさはあるが、同監督は「内容はよくなってきている」と強調した。大分の特徴も分析した上で、「ハイプレスとボール保持を90分間やり続けたい。前回負けた反省を生かす」と勝利だけを見据えた。