鹿島アントラーズは10日、カシマスタジアムでルヴァン杯準々決勝第2戦で名古屋グランパスと対戦する。

鹿島の岩政大樹監督(41)が試合前日の9日、取材に応じ、名古屋、その後のリーグで対戦する横浜F・マリノス、セレッソ大阪を見据え「3連勝できれば、いよいよ選手が勝者への階段を上っていく段階」と位置付けた。

ルヴァン杯は第1戦は敵地で1-1の引き分け。第2戦は延長・PK戦も含め、勝った方が準決勝に進出する。鹿島はホームに強い。4月29日の第10節セレッソ大阪戦から8月26日のアルビレックス新潟戦まで、ホームでは公式戦11試合で9勝2分け。失点は11試合でわずかに2だ。

加えて、岩政監督は、相手やゲーム状況を見て、変幻自在な形で攻撃を組み立て、プレスを使い分ける戦い方も浸透してきたと自負している。いろいろな引き出しがあるゆえ「戦術的に整理がついていないように見えるかもしれない」と前置きした上で「やっている選手たちは使い分けて、整理してやっている。見ていて僕もおもしろい。名古屋の1戦目は90分全部ではなかった部分は反省点として選手に伝えているが、リードした時間帯でも、しっかり自分たちのスタイルをやり通せる状況になっている」と手応えを口にする。

一発勝負の名古屋戦に「ホームで戦う利がある。最近のホームでは負けなしで失点していない。サポーターと選手たちがつくり出している、鹿島が本来、持っていたものが、ようやく取り戻されつつある状況だと思っている。リーグも横浜、セレッソと続く。ここで3連勝できれば、いよいよこの選手が勝者への階段を上っていく段階だと思っている。なんとか一人一人の気持ちをさらに奮い立たせながら、勝ちきっていきたい」と意欲を見せた。