INAC神戸レオネッサが、ちふれASエルフェン埼玉を下して今季初勝利を挙げた。
11月に23-24シーズンの開幕を迎えるWEリーグの前哨戦となるWEリーグカップで、INACはこれまでの2試合で連敗。FIFA女子W杯メンバーが戻ったこの試合は、今季を占う意味でも重要なものとなった。
今季新主将に就任したなでしこジャパンFW田中美南(29)が最前線でボールを引き出しながら左右に展開する形で、埼玉ゴールを狙う展開。ボールを保持しながらも、厳しいエリアへ効果的に運べない時間が続いたINACだったが、前半45分にMF増矢理花(27)のミドルシュートで均衡を破った。ペナルティーエリア外やや左からゴール右隅に決めた増矢は「シュートを打てる場面でパスを選択していることもあったから、次は脚を振ろうと思っていた。良いところに決まった」。
後半は埼玉の踏ん張りもあって、後半からトップ下に置いた田中を再びFWに戻すなど、まだテスト段階と感じさせる展開ではあったが、1点を守って逃げ切った。
今季就任したスペイン人のジョルディ・フェロン監督(45)は「代表選手が戻って活躍してくれた。彼女たちがチームを良くしてくれることが、他の選手にも良い影響を与えた」とコメント。なでしこジャパンメンバーの合流により、INACは新たなスタイル構築に向けて本格的に動き出した。



