日本サッカー協会(JFA)は21日に理事会を開き、8月2日の天皇杯名古屋グランパス-浦和レッズ戦(アセット港サッカー場)で浦和サポーターが暴徒化した件について、あらたにサポーター4人に対して、国内で開催されるすべての試合の無期限入場禁止処分を科すことを決めた。
日本協会はすでに8月31日の臨時理事会で、18人のサポーターへの処分は決定済み。また浦和に対しても、来季の天皇杯出場権剥奪という処分を科している。
理事会後に取材に対応した宮本恒靖専務理事は「映像等をチェックする中で新しく4人が出てきた。慎重に調査しており、時間もかかっている。(調査は)集結はしていない」と、今後さらに処分対象者が増える可能性を否定しなかった。
また「もう少し踏み込んだ、違う言葉の規則をこれから作るのかという議論は内部では出ている」とも。根絶のため、より厳しい規定が新たにできる可能性にも触れた。