J2清水MFホナウド(27)が自力でのJ1自動昇格のために強行出場する。12日の水戸との今季最終戦に勝利すれば、チームの来季J1昇格が決まる。9日は静岡市内で調整。8日に別メニュー調整だったブラジル人助っ人もフルメニューを消化した。ホナウドは前節大宮戦前の練習中に左手甲を骨折。大宮戦は痛みを抱える中でフル出場した。現在もテーピングで固定し、毎日痛み止めを服用しているというが、「試合にいく準備はできている」と力強く話した。
最後にピッチを離れるわけにはいかない。今季はここまでリーグ戦38試合に出場。不動のボランチとして中盤を支えてきた。秋葉忠宏監督(48)も「ここまでやってきて最後に出られないのは本人も納得できないんじゃないか。やってくれますよ」。指揮官からの信頼も厚く、次戦も先発出場する可能性は高い。
8日には水戸が前売りチケットの完売を発表。敵地での一戦だが、約2000人の清水サポーターが駆けつける見込みで、強力な“援軍”が選手の背中を押す。大宮戦でも「ピッチに入れば痛みは忘れた」。大声援も力に変え、試合開始からアドレナリン全開で立ち向かっていく覚悟だ。
ホナウドは「重みのあるゲームだということは分かっている。今までやってきたことを自信持ってやって、勝ってJ1昇格したい」と強い決意を口にした。勝てば、昇格。残り90分間で答えは出る。清水の屋台骨は終了の笛が鳴るまでチームを支える。【神谷亮磨】



