J3最下位(20位)のギラヴァンツ北九州が降格崖っぷちで、J3残留を決めた。日本フットボールリーグ(JFL)との入れ替え戦に回る可能性もあったが、この日最終節が行われたJFLの結果、J3クラブライセンスを持たないクラブが1、2位でフィニッシュしたため、入れ替え戦回避となった。

北九州はこの日、ホーム最終戦も意地を見せられず敗戦。6勝10分け21敗の最下位だが、「他力」で降格を回避した。

ただ、来季も、いばらの道が待つ。19年の監督就任以来、クラブ強化に携わってきた経験豊富な小林伸二監督兼スポーツダイレクター(63)の今季限りでの退任が決まっている。

今季は田坂和昭新監督(52)が就任したが、成績不振で途中解任された。小林スポーツダイレクターが、19~21年シーズン以来2度目の監督復帰となったが、11月5日の松本戦まで、6連敗など立て直せなかった。

22年度営業収入は約10億円で、トップチーム人件費は約3億円。同じ県内にあるアビスパ福岡は、昨年度売上高約28億円と、大きく差を開けられている。

来季も若いチーム編成の方針で、大型補強とは無縁のチーム力で「勢い」に乗れるかが再起のカギになる。