来季J1昇格の磐田は29日、ベルギー1部・RSCアンデルレヒトへの期限付き移籍が決まったFW後藤啓介(18)の会見を行った。期限は来年1月1日から1年間。背番号は磐田と同じ「42」に決まった。

緊張した面持ちで、ヤマハスタジアムの会見場に現れた後藤は開口一番「1シーズンの短い間でしたが、いい経験をした。まずは環境に慣れて、1日でも早くゴールを決めたい」と決意を口にした。今夏、複数の海外クラブからオファーを受けたが「最後まで熱心に声掛けしてくれた」ことがチーム選択の決め手となった。さらにリーグの印象を「自分自身がステップアップできる場所」と位置付けた。同席した藤田俊哉スポーツダイレクター(52)は「彼の成長の速さを実感。我々も刺激を受ける」と目を細めた。

豊富な運動量とスピードが持ち味の後藤は今季、下部組織の磐田U-18から飛び級でトップチームに昇格。2月のJ2開幕戦(2●3岡山)では2ゴールを挙げ、クラブ最年少ゴール(17歳8カ月)記録を25年ぶりに更新。今季リーグ33試合7得点の活躍で、チームのJ1復帰に貢献した。【山口昌久】

◆後藤啓介(ごとう・けいすけ)2005年(平17)6月3日、浜松市生まれ。4歳からカワイ体育教室SCでサッカーを始め、磐田U-15・18を経て、23年にトップ昇格。J通算33試合出場7得点。191センチ、70キロ。右利き。血液型O。