WEリーグ4位のアルビレックス新潟レディースは10日、3位三菱重工浦和レッズレディースとの年内最後のホーム戦を迎える。MF石田千尋は21歳の若さをいかした豊富な運動量でピッチを縦横無尽に駆け回る。9日は新潟県聖籠町で最終調整。直近2試合でボランチとして先発出場する石田は「チャンスをもらえている分、自分にしか出来ないプレーをもっともっと出していきたい」と力を込めた。

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9月の杭州アジア大会で金メダルを獲得した石田も、チームでの定位置は確約されていない。中盤のスタメン争いは激戦でMF上尾野辺めぐみ(37)や右膝の大けがから復帰のMF川村優理(34)、石田と同じくノジマステラ神奈川相模原から移籍加入したMF杉田亜未(31)らライバルは強敵ばかり。石田は「学ぶものしかない」と前置きした上で、「球際の強さとか負けない武器もある。(試合に)出れば違いを出していきたい」と経験豊富なベテラン陣に負けるつもりはない。

対戦する昨季リーグ覇者の三菱重工浦和戦を前に、練習にも自然と熱が入る。順位が1つ上のチームとの対戦だけに、普段は温厚な橋川和晃監督(52)も「チャンスなんだよ!」と練習中に選手を鼓舞するシーンも。選手同士でも厳しい声が飛び交った。石田は「勝てば(順位を)上回れるチャンス。若々しい、勢いあるプレーをする。メラメラしていきたい」と力強かった。【大島享也】