J2清水エスパルスは22日、大熊清ゼネラルマネジャー(GM、59)が31日付で退任すると発表した。この日取材に応じた山室晋也社長(63)は「本人からJ1に戻れなかった責任があるという話で、辞任の申し入れがあった」と説明した。

大熊GMは19年12月に就任。日本代表でのコーチやJ1東京、C大阪で強化担当を歴任した人脈を生かし、チームの強化を図ってきた。だが、成績は上向かず、毎年の残留争いで、過去最高の強化費を投じた昨季はクラブ史上2度目のJ2降格。J2優勝候補に挙げられた今季も5季連続でシーズン途中で監督交代となった責任は取らず、クラブ史上最低の4位でJ1昇格を逃した。東京Vとのプレーオフ敗退後、同GMは自身の進退について「クラブに一任している」と話していた。

後任について、山室社長は「GM職は空席になる」と説明。当面は内藤直樹強化部長(55)を中心とした強化部全体でチーム編成を進めていく。現時点で来季の契約を更新した選手は1人もいないが、同社長は「大枠は固まってきている。総力を集結させてやっていく」と話した。【神谷亮磨】