夏のインターハイ王者、明秀日立(茨城)が徳島市立を2-0で下し、幸先良く初戦を突破した。
硬さが見られた前半は受け身になり、パスワークが冴える徳島市立に押し込まれた。苦戦をしいられた前半37分。DFラインを完全に破られ、GKと1対1となる場面も作られた。だが相手FW岡快吏(2年)のコースを狙ったシュートはゴール枠左へと外れた。先手を取られると厳しくなる展開で難を逃れた。
0-0で折り返した後半は、立ち上がりからFW石橋鞘(3年)を中心に攻勢をかけた。
主導権を握った明秀日立は後半16分、MF益子峻輔(3年)が30メートル近い距離からロングシュート。これがゴールバーに直撃し、ゴール前へはねかったところを途中出場のFW根岸隼(3年)が頭で押し込み、ついに先制した。
さらに攻勢をかけると、26分には相手ファウルでゴール前やや右側からFKのチャンスを得た。このセットプレーで石橋が壁の上を鮮やかに抜くシュートを放ち、これがゴール左隅へ決まった。個人技で追加点が生まれた。
その後はフレッシュな選手を次々と投入。どんどん前へ出てくる徳島市立に対し、チーム一体となったディフェンスで封じた。
萬場努監督は「自分たちに期待する分、(プレーが)硬かった。やられてもおかしくないのがいっぱいあったし、運があった」と反省。それでも期待する根岸と石橋が得点したことに「あの2人が得点したことは良かった。交代選手も含め、総合力がうちの強みです」と胸を張った。



