全国高校サッカー選手権の2回戦が31日に行われる。1回戦(29日)で長崎総合科学大付を3-2で破った帝京長岡(新潟)は、市船橋(千葉)と対戦する。試合前日の30日は千葉県内で調整した。MF橋本燦(3年)は「(個人で)複数得点を狙って勝利に貢献したい」と決意する。

足元の技術と運動力が武器のボランチで、FWを飛び越えて危険なゾーンに進入する。初戦では0-1の前半40+1分にMF山村の左クロスに飛び込んで今大会チーム1号ゴールをゲットした。1-2の後半27分には相手最終ラインの背後に抜け出したFW谷中習人(3年)にスルーパスを通して同点ゴールを演出するなど、フル出場で逆転勝利に貢献した。「初戦の硬さもあり、チームとしてミスが多かった。次は(試合の)入りから全員で集中し、自信を持ってプレーする」。

対戦する市船橋は来季J2清水エスパルスに入団が内定するU-18日本代表のFW郡司璃来と、パサーのMF太田隼剛(ともに3年)に警戒が必要。1回戦では郡司のハットトリックなどで高川学園(山口)に4-1と快勝している。試合会場の千葉・柏の葉公園総合競技場は地元代表校を応援するファンでごった返しそうだが、「点の取り合いになったとしても、うちが上回る」と橋本。完全アウェーの会場を静まり返らせる準備は整った。【小林忠】

 

◆対千葉県勢 新潟県勢は千葉県勢とは過去2回の対戦があり、1勝1敗。07年(86回)の3回戦で北越が流通経大柏に0-2で敗戦。20年(99回)には帝京長岡が準々決勝で市船橋と対戦し2-1で勝利し、2大会連続の4強入りを決めている。