絶対女王の藤枝順心(静岡)が、大会2連覇と単独最多を更新する7度目の優勝を成し遂げた。前回準優勝で7大会ぶり頂点を目指す十文字(東京)との、2年連続の同一カードを3発で制した。
前半4分に、いきなり先制。10番を背負うMF久保田真生(3年)が決めた。同45分には2点目だ。FW辻沢亜唯(3年)が抜け出して追加点を奪い、リードを広げた。
後半も途中出場で今大会初登場のMF葛西唯(2年)が1点を加え、ベンチ外からも輝く選手が出る好循環に。守っては無失点と盤石の内容だった。昨夏のインターハイ(全国高校総体)覇者が、同校初となる「2冠」を達成し、高校女子日本一の座を守った。
選手権としては19、20年度に続く2度目の2連覇。08、09年度と11、12年度の大会を制した常盤木学園(宮城)以来、史上2校目の2度V2チームとなった。
十文字はMF三宅万尋(3年)の3得点を筆頭に、準決勝までの4試合で14得点と高い攻撃力を誇っていたが、リベンジを期したファイナルでは封じ込められた。
殊勲の久保田は、辻沢のシュートを相手GKがはじいたところに、猛烈に走り込んで1点目を挙げ「ありがとうございます。うれしいです。後ろの選手、真ん中の選手がたくさん走ってくれて、最後に自分のところへ転がってきたと思います。(1年から選手権に出場してきた最後に優勝)楽しかったですし、みんなの応援があって最後まで走り抜くことができたので良かったと思います。たくさんの熱い応援ありがとうございました。優勝することができました。本当にありがとうございます」と感謝で締めくくった。
◆藤枝順心の勝ち上がり
1回戦 7-1 神戸弘陵(兵庫)
2回戦 5-0筑陽学園(福岡)
準々決勝 1-0神村学園(鹿児島)
準決勝 1-0 大阪学芸
決勝 3-0 十文字



