J2藤枝は23日、焼津市内のグラウンドで約1時間の最終調整を行った。雨が降る中、パス回しや攻守のセットプレーを確認。ホームに長崎を迎える開幕戦を翌日に控え、須藤大輔監督(46)は「昨年の反省を結果にも内容にも出せるようにとやってきた。上(J1)に行くという気概を出していくと選手とも共有し、開幕に向けて準備はできたと思う」とうなずいた。

会場の藤枝総合運動公園サッカー場はバックスタンドの改修を終え、1万人以上の収容が可能に。クラブは「集え1万人のなかまたち」と題し、集客を行ってきた。この日までに8000枚を超えるチケットを発券。昨季の清水戦で記録したクラブ最多入場者数6288人の更新は濃厚だ。DF川島將副主将(32)は、3バック中央での先発が有力。「勝つこと。そして年間を通して足を運んでもらえるように、『楽しい』と思ってもらえるような試合をしたい」と燃える。

敵将には、昨季まで大分を率いていた下平隆宏氏(52)が就任した。指揮官は「昨季の大分を見ていれば、システムや戦い方はわかる。そこに2回負けている。やり返したい」。J1昇格を目指すJ2での2季目の戦いが、いよいよ始まる。大声援を背に白星発進する。【前田和哉】