サンフレッチェ広島FW満田誠(24)が1ゴール1アシストで過去の失敗を払拭した。前半31分に絶妙なパスでFW大橋の先制点をアシスト。見せ場は後半10分に訪れた。DF佐々木が倒されてPKを獲得。真っ先にボールを抱きかかえ「自分が蹴る」とアピールしてキッカーに。冷静にゴール左へ蹴り込むと、笑顔を見せた。

いやな記憶があった。22年10月の甲府との天皇杯決勝。同点の延長後半13分にPKを蹴ったが、相手GKに阻止された。決めれば日本一が近づくPKを外し、準優勝に終わった苦い思い出があった。

相手は違ったが、大事な場面。「決めたコースに蹴るだけ。自信を持って蹴ることができた」とほっとした表情をみせた。チームは昨季から続くクラブJ1新記録となる12戦負けなしで、2位に浮上した。この記録について「意識していなかった」というが「大量失点することがないので、守備陣のおかげ」とチームメートに感謝した。【飯岡大暉】

【J1】首位町田-広島、柏-C大阪、鳥栖-神戸ほか/スコア詳細