川崎フロンターレMF家長昭博(37)が、ホームの名古屋グランパス戦で前半だけで2得点を奪い、4試合ぶりの勝利に貢献した。
前半6分に右CKからDF高井幸大(19)が合わせてこぼれた球に、大外で家長がダイビングヘッドで詰めて先制。ジャンピングガッツポーズで感情を爆発させた。「練習であそこはすらしてくれるとやっていたので、信じて入りました」。
同18分には、相手DFからボールを奪取すると、相手GKとの1対1を制して、右足でゴールネットを揺らした。ここ数試合、チームとして課題だった追加点をあっという間に1人で決め切った。「2点目が必要だったのは分かっていた。細かいことより2点目が取れて良かった」とうなずいた。37歳11カ月での1試合2得点は、大久保嘉人さんの38歳8カ月についでJリーグ日本人歴代2位。チームのレジェンド、中村憲剛さんの37歳6カ月を超えた。
終盤に1失点したが、最後まで粘って勝利。家長もフル出場した。「我慢する時間もみんなで我慢できたのでよかった」。さらに「雨の中、お客さんが喜んで帰ってくれることが一番よかった」。大雨と雷でキックオフ時間が10分遅れるほどの荒天にも声をからさなかったサポーターを気遣った。【佐藤成】



