湘南ベルマーレが敵地で東京ヴェルディに快勝し、15位に浮上した。後半にカウンターから貴重な追加点を奪ったFW鈴木章斗(21)は3戦連発で今季8点目とした。
後半6分にドリブルで長い距離を運んだFW福田翔生(23)からペナルティーエリア内でボールを受けるとワントラップして右足を振り抜いた。当初は福田をオーバーラップしようとしたが、選択肢を増やすために中のポジションを選んだという。「(福田が)うまく2人を引きつけてくれたので、あとは本当に自分がワンタッチで打つか、止めて打つかというところだったので、そこを止めて、振り切った感じで入ってよかったかなって思います」と得点シーンを振り返った。
前半は完全にゲームを支配し、パーフェクトな内容だった。後半、相手が立ち上がりから圧力を強めてきたところをカウンターで見事に仕留めた。時間帯も含めてチームに勇気を与えるゴールだった。これで3試合連続得点。「自分自身、本当にやることは変わってないですし、その中で今は結果がついてきているだけだと思う。調子がいい悪いとかはそこまでは自分は気にはしてないです」と浮足立つ様子は一切無い。
開幕から4試合で3点を記録したが、そこからは約5カ月沈黙した。しかしプレッシャーのかかる残留争いの終盤戦で結果を出し、存在感を増している。守備での貢献度も高い。「目の前の試合に全員がフォーカスしてやっているので、それがいい結果につながっているのかなとは思っています」。22年の第100回全国サッカー選手権大会で得点王に輝いた大器がチームを上位浮上へ導く。【佐藤成】



