東京ヴェルディがアウェーでFC町田ゼルビアを1-0で下し、今季3戦目にして初勝利を挙げた。

開幕から清水エスパルス(0-1)、鹿島アントラーズ(0-4)に敗れて2連敗。しかも無得点と苦戦が続いていた中、昨季3位の強敵に対してソツのない攻守で上回った。

前半13分、FW山田剛綺のプレスバックを起点にFW山見大登が中盤からドリブルでペナルティーエリア手前へ持ち込み左サイドのFW新井悠太へ。そこからクロスボールがファーポスト際に入ると、MF齋藤功佑が飛び込み右足で押し込んだ。

その後も前線からボールを追い、中盤で激しく奪いにかかる守備が効いて町田にチャンスを作らせなかった。後半15分には最前線で相手ボールをカットしたFW山田剛綺が右足シュート。決定機だったが、町田GK谷晃生にセーブされ追加点とはならなかった。

後半23分には左右のシャドー、山見と新井を下げてMF松橋優安と福田湧矢を投入し、より前からのプレスを強めた。

後半30分には左サイドからDF翁長聖がオーバーラップ。ルーズボールとなったところを町田DF岡村大八がクリアしようとしたが、すかさず翁長がブロック。ボールを前に落とすとドリブルで持ち込みGK谷と1対1へ。打つと見せて中へ持ち込み、角度を広げたところで打ったが、戻った相手DFにブロックされた。

後半39分には押し込まれた中で町田MFナ・サンホに右足シュートを打たれたが、GKマテウスが横っ跳びでセーブ。さらに攻勢を受けたが、チーム一体となった守りで町田の攻撃を阻んだ。終盤はパワープレーで押し込まれたが、ここでも集中力を発揮。危ない場面もあった中、何重ものブロックを作り、体を張ってゴールを割らせなかった。

城福浩監督が掲げるヴェルディらしいアグレッシブに走り、戦う「尖ったサッカー」を最後まで貫いた。アウェーで1-0。堅守町田のお株を奪う試合内容で、今季最初の勝ち点3を手にした。