ヴィッセル神戸がFW宮代とFW佐々木のホットラインで勝負を決め、3連覇がかかる優勝の最前線に近づいた。

後半21分、宮代がゴール前左でのキープから「見えていて、目が合った」と、体をひねりながら裏のスペースに抜けた佐々木にピンポイントパス。これを胸トラップした佐々木が、エリキへの丁寧なパスで決勝点をアシストした。同37分には、得点にこそならなかったものの、同じく左でキープした宮代からの鋭いパスに佐々木が抜け出して決定機。空中戦でも地上戦でもゴールに向かえることを証明した25歳コンビが、神戸をいるべき位置に近づけた。

今季の2人の活躍に吉田監督は「去年からずっと彼ら2人の調子はいいし、相性もいい。離脱中の選手もいるが、しっかりと2人がやってくれている」と認める。FW大迫やFW武藤が故障で不在の中で、チームの上昇に貢献している。

E-1選手権のメンバー発表前日での活躍にも、宮代は「そこは意識せず。選ばれたら選ばれたで」と言い、佐々木も「そこよりもチームの勝利が大事なので」と淡々と話す。日の丸を付けてのプレーが楽しみにならざるを得ないパフォーマンスで中断前の試合を締めくくった。【永田淳】

【J1】4位神戸、エリキ弾で5位広島に1-0勝利/スコア詳細