北海道コンサドーレ札幌MF深井一希(30)が現役ラストゲームに臨んだ。リーグ戦では22年8月13日J1神戸戦以来3シーズンぶりの先発。左腕にはキャプテンマークを巻き、先頭で入場した。スタンドには背番号の「8」とプロキャリアを過ごした「2013-2025」の文字が浮かんだ。開始8分には会場全体がスタンディングオベーション。会場内の大型ビジョンにはカメラが深井の姿を追った映像が映し出される演出もあった。

ボランチとして攻守で落ち着いたプレーを見せ、後半6分にはペナルティーエリア外からのミドルシュートを放った。2点リードの同13分に交代。両チームの選手、審判が中央に集まってつくった花道を歩き、ピッチ外に出ると大きく一礼してベンチに退いた。会場からは大きな拍手で送り出された。

札幌下部組織出身で、両膝計5度の前十字靱帯(じんたい)断裂の手術から復活を遂げてきた「不屈の男」がピッチを去った。

【動くグラフ】J1昇格争いデッドヒート! J2最終節