柏のU-23(23歳以下)日本代表DF酒井宏樹(22)が今夏、ブンデスリーガのハノーバーに移籍する見通しであることを、柏の小見幸隆強化本部統括ダイレクターが12日、明らかにした。クラブ間の交渉が大詰めを迎えており、早ければ週明けにも合意に達する可能性がある。

 酒井に対しては、非公式な打診を含むとドイツ、オランダ、イタリアなど4カ国の8クラブが獲得の意思を表明したが、その中でも最も熱心だったハノーバーと交渉を進めてきた。移籍金は100万ユーロ(約1億300万円)と推定されている。

 酒井がロンドン五輪の代表となった場合は、五輪終了後に新天地に本格合流する予定。