元日本代表MF長谷部誠(36)が所属するドイツ1部フランクフルトは、11日のデュッセルドルフとのアウェー戦に3-0で快勝し、順位を5位に浮上させた。
直近のブンデスリーガで3連勝、公式戦全体では11試合連続無敗と好調をキープしており、11日付フランクフルトルンドシャウ紙は「トップチームのスタイルだ」と絶賛して報じた。
この試合で長谷部は保護マスクをつけて先発した。7日の欧州リーグ決勝トーナメント2回戦、第1戦のインテルミラノ戦で鼻骨を骨折していたため欠場の可能性があったが、けがの影響をまったく感じさせない落ちついたプレーでチームの勝利に貢献した。
同紙は、後半8分にミスパスから相手のFWラマンに決定機を与えたシーンはマイナスとしたものの、「マスクをつけてなくても、つけていても、長谷部のプレーは堂々としたものだ。競り合いのほとんどに勝利し、自陣で守ろうとするデュッセルドルフに対しては、リベロの位置からゲームメーカーの役割を果たした。何度も相手守備の隙間を縫う縦パスを攻撃陣に通した」と全体的に高く評価していた。
14日にはミランでインテルミラノとの欧州リーグ第2戦が待っている。クロアチア代表FWレビッチは2日のホッフェンハイム戦でひざを負傷し、出場は厳しそうだ。スポーツディレクターのブルーノ・ヒュブナーは「(出場できる)希望は大きくはない。状態は特別に良くはなっていない」とビルト紙の取材に答えていた。
ベストの陣容で戦えないのは痛いが、アレア、ヨビッチの2トップは健在だ。ピッチ上の指揮官である長谷部を中心に攻守のバランスをうまくとりながら戦えば、勝機は十分にあるはずだ。
(中野吉之伴通信員)

