開催国として出場しているU-23タイ代表の西野朗監督(64)は、初戦勝利に「積極性を持ちグループで戦おう、という指示を選手が実践してくれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

前半1-0、後半4-0と、終わってみれば大勝。「スタートが非常に良かったので、得点が入れば我々のペースで進めるのではないかと。ハーフタイムもみんなアグレッシブな気持ちを切らさずに、後半の最後まで貪欲に得点をうばいに行った」と、納得の試合を振り返った。

次戦は11日、オーストラリアと対戦する。「(グループAは)すべて強豪国相手だけど、過剰にリスペクトする必要はない。自分たちも十分な力を持っている。昨年から言い続けているけど、チャレンジしてたくさん課題を出していく。100%チャレンジしないと課題も出てこない。そういう姿勢を初戦で出せた」と選手をねぎらった。