日本代表DF酒井宏樹(30)が所属するフランス1部マルセイユのアンドレ・ビラスボアス監督(42)は、来シーズン以降の“続投”へ現時点でその意向はなく、マルセイユ退任後はブラジルか、日本での職務を想定しているという。7日付のフランス紙レキップが報じた。

ビラスボアス監督は、マルセイユからの1年のオプション付き2年契約延長(23年まで)のオファーをすでに辞退している。

古巣で故郷の地元クラブFCポルト会長選の際に、同監督は、ポルトガルのメディアから、同クラブへ監督として復帰する可能性を問われ「ありえないことではない」。同時に退任後は、ブラジルか日本で職務に就く可能性を示唆した。

同監督は「いずれにしてもピント・ダ・コスタ会長(FCポルト)からのオファーがないからではない。あと4年監督を続けると考えると、1年マルセイユ、次によりエキゾチックなブラジルか日本で経験をしたい。ポルトへの復帰は難しくなるだろう」と回答したという。

マルセイユは6月26日に練習を再開する予定。(松本愛香通信員)