期限付き移籍元の強豪レアル・マドリード相手に7試合連続の先発出場を果たしたマジョルカMF久保建英(19)について、現地紙が最高評価を与えている。

スペイン紙アスはマジョルカの攻撃を引っ張った久保について、「大きな印象を与えた」と高く評価し最高の3点をつけた。この試合で久保の他に最高点が与えられたのは同僚のマノーロ・レイナ、Rマドリードの得点を決めたセルヒオラモス、ビニシウスの3選手のみである。

スペイン紙マルカは久保について、チームトップタイの2点(最高3点)をつけている。久保の他、マノーロ・レイナ、ラゴ・ジュニオル、ダニ・ロドリゲスの3選手が2点だった。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦28試合(先発17試合)、1753分間出場し、3得点2アシストを記録している。

首位チーム相手に0-2で敗れたマジョルカのリーグ戦通算成績は31試合7勝5分け19敗の勝ち点26で、降格圏の暫定18位のままとなっている。

マジョルカは次節、27日に中2日で行われるスペイン1部リーグ第32節でビルバオとアウェーで対戦する。リーグ戦再開後4試合を戦い1分け3敗と勝ち星がないため、残り7節で1部残留を達成するために、どうしても勝利が必要な試合となる。(高橋智行通信員)