スペイン1部バルセロナは23日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)がアトレティコ・マドリードに移籍することで合意に達したと公式サイトで正式発表した。Aマドリードは移籍金として、出来高に応じて最高600万ユーロ(約7億5000万円)をバルセロナに支払うという。

一方、Aマドリードはメディカルチェックをパスした後、正式に契約を結ぶことを公式サイトで伝えた。契約期間についてはまだ明らかにしていないが、スペイン紙マルカは、2年契約の年俸手取り約900万ユーロ(約11億2500万円)になると報じている。

スアレスは2014年夏にバルセロナへ入団。在籍6年間で公式戦283試合に出場して198得点を記録し、国内リーグ4回、欧州チャンピオンズリーグ1回、国王杯4回、クラブワールドカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、スペイン・スーパーカップ2回の計13タイトルを獲得している。

スアレスはこの後、24日正午過ぎにバルセロナで退団会見を実施する予定になっている。(高橋智行通信員)