トットナムがイングランド代表FWハリー・ケーン(28)の劇的な2発で、首位マンチェスター・シティーにリーグ戦16試合ぶりの黒星をつけた。

トットナムは終盤まで2-1とリード。だがDFロメロのハンドで献上したPKを後半ロスタイム2分に決められて2-2と追いつかれた。

だれもが引き分けだと思った同ロスタイム5分。新加入のMFベンタンクールが右コーナー付近に浮き球のパスを出し、これを受けた新加入のMFクルゼフスキが中央へクロス。これをケーンが相手DFウォーカーを押しのけるようにヘディングで合わせ、決勝ゴールをたたきこんだ。

ケーンは前半4分にはスルーパスでクルゼフスキの先制ゴールの起点となり、1-1とされた後の後半14分にはFW孫興民の左からのクロスに右足を合わせてこの日、自身1点目のゴールを決めていた。

全3点に絡む大活躍で、昨夏の移籍市場で熱烈なラブコールを受けたマンチェスターCを相手に、その実力を遺憾なく見せつけた。

コンテ監督は「選手たちを祝福したい。リーグ戦3連敗の後、現時点で世界最高のクラブだと考えるマンチェスターCを相手にきちんと準備することは簡単ではなかったはずだ。この場所に乗り込んで3得点。(オフサイドがなければ)4得点できていたかもしれない。それは我々のパフォーマンスが本当に良かったということだ」「このような結果はチームに自信を与える。選手は全力を尽くし、信念を見せてくれた。PKで2-2とされた後『マンチェスターCを相手に2-2なら良い結果だ』と言うこともできたが、我々は勝ちにこだわった」と喜んだ。

これで首位マンチェスターCと2位リバプールの勝ち点差が6となり、いよいよ優勝争いが分からなくなってきた。加えて4位マンチェスター・ユナイテッドから7位トットナムまで勝ち点わずかに4差で、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権のある4位争いもし烈になってきた。