欧州サッカー連盟(UEFA)は25日、今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝の開催地をロシア・サンクトペテルブルクからパリ郊外サンドニのフランス競技場(約8万人収容)に変更すると発表した。5月28日の日程に変更はない。この日午前の臨時会議で決定したという。
ロシアがウクライナへ軍事侵攻し、英国のジョンソン首相が「主権国家を侵略するロシアでフットボールの大会を開催するなんてあり得ない」と話すなど、CL決勝開催地の変更が各方面から求められていた。
UEFAは「この未曽有の非常事態に、欧州サッカークラブによる最も栄誉な試合をフランスで開催できることについて、マクロン大統領の個人的なサポートと献身に感謝します」などと声明を発表。さらに「UEFAはフランス政府とともに、ウクライナで悲惨な苦しみ、破壊、立ち退きなどに直面しているサッカー選手やその家族を救うため、関係者を十分にサポートするつもりです」と約束した。
フランス競技場で欧州CL決勝を開催するのは、06年にバルセロナが2-1でアーセナルに勝利した試合以来となる。
また臨時会議では、しばらくの間、ロシアとウクライナのクラブ、代表チームはUEFA主催の大会ではホーム戦を中立地で戦うことが決められた。

