サッカー元イタリア代表FWでユベントスやチェルシーなどで活躍したジャンルカ・ビアリ氏が6日に死去した。同国連盟が発表した。58歳だった。

ビアリ氏は17年に膵臓(すいぞう)がんを患い、1度は回復したものの21年に再発。昨年12月に治療に専念するため、同国代表スタッフを一時的に休養していた。選手時代の1986、90年ワールドカップ(W杯)に出場。代表では59試合で16ゴールを記録した。ユベントスでは102試合で38点、チェルシーでは58試合で21点をマークし、チェルシーでは監督も務めた。

ビアリ氏の訃報に、多くのサッカー関係者が悲しみにくれた。レアル・マドリードのアンチェロッティ監督はツイッターに「さようなら友よ、安らかに眠れ」と記し、ローマのモウリーニョ監督は6日の練習前にビアリ氏のために選手、スタッフとともに黙とうをささげた。

古巣チェルシーは公式ツイッターに「多くの人がさびしく思うでしょう。私たちにとって、そしてサッカー界にとってのレジェンド。安らかに眠れ」とつぶやいた。

そしてトットナムのコンテ監督はインスタグラムに長文をアップし「数カ月前、ロンドンで夕食を共にしたとき、私たちのこれまでの冒険と戦いのすべてを思い出しながら楽しんだ。

残念ながら、君は近年、人生の中でも大きく、そして恐ろしい戦いをしなければならなかった。

君はいつでもキャプテンとして私に影響を与え続けてきたし、いかに強く、誇り高く、勇敢であるかを、この病とライオンのように戦うことで証明してきた。君はいつも私の心の中にいる、さようならジャンルカ」などと記した。