ユトレヒトのFW前田直輝(28)がAZアルクマール戦の延長前半3分に移籍後公式戦初ゴールとなる決勝弾。チームの8強入りに貢献した。

後半45分から途中出場した前田は1-1の延長前半3分、クライベルのスルーパスに抜け出し、ゴールやや右から左足シュートをファーサイドに流し込んだ。

東京ヴェルディのアカデミー出身の前田は13年にトップチーム昇格。その後、横浜F・マリノスや松本山雅を経て、22年1月に名古屋からユトレヒトに期限付き移籍した。

しかし移籍初戦となった22年1月16日のアヤックス戦で相手選手と接触して左足を骨折。そのままシーズンを棒に振った。

それでも前田はオランダでの挑戦を続けるために地道にリハビリに励み、22年夏には期限付き移籍の延長が発表されていた。

AZの菅原由勢はフル出場した。