前チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(49)が就任したバイエルン・ミュンヘンが、同監督の古巣ドルトムントと対戦。「デア・クラシカー(ドイツ版クラシコ)」と呼ばれる伝統の一戦で、一時4-0とリードするなど快勝した。

前半13分、相手GKコベルがBミュンヘンDFウパメカノのスルーパスを空振り。これがそのままゴールに入ってBミュンヘンが先制した(ボールがGKの足をかすめており、記録は同GKのオウンゴール)。

同18分、23分にもミュラーが立て続けに得点。後半5分のコマンのゴールでBミュンヘンは4-0と大差をつけた。PKと終了間際のゴールで2点は返されたものの、4-2で楽々勝利した。

解任されたナーゲルスマン前監督に代わってBミュンヘンのかじを取ることになったトゥヘル監督は試合後、浮かれた様子はなく「まだ改善の余地はある」

「最初のゴールで自信をつけ、早い段階で3-0とリードした。その後、もっと優位に立てればよかったが、そうはいかなかった」

「4-0の後、もっと試合を支配し、より少ないミスでプレーすることを望んでいた。明らかなチャンスはたくさんあったし、明確なチャンスをたくさん持っていたし、もっと大差で勝つべきだった」などと話し、気を引き締め直した。