サッカーフランス1部パリ・サンジェルマンを退団し、米メジャーリーグサッカー(MLS)インテル・マイアミへの入団が発表されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)が18日、新天地で初めてチーム練習に正式に参加した。
インテル・マイアミの次戦は21日のリーグ杯クルスアスル(メキシコ)戦。ESPN電子版によると、クラブは同試合でのメッシのデビューをもくろんでおり、現時点でその予定に変わりはないという。
年俸5000万ドル~6000万ドル(約70~84億円)となる2年半契約へのサインは15日に確認され、翌16日にはフォートローダーデールにある本拠地DRV PNKスタジアムで、お披露目イベントが開催された。
メッシはバルセロナの元チームメートであり、同じく新加入のセルヒオ・ブスケツと共にトレーニングを行った。その後、インテル・マイアミの共同オーナーであるデービッド・ベッカム氏は、メッシが21日の試合に出場できることを期待していると明らかにした。
ベッカム氏は「レオが先発するのか、それとも途中出場するのかはわからない。彼は休暇をとっていたからね」「彼は今マイアミに1週間いて、本当にハードなトレーニングをしているし、とても元気そうだ。だから、レオとタタ(マルティノ監督)が金曜日の試合でいつプレーするか決めると思う」などと話した。
18日の練習では、ヘリコプターが頭上を飛び交い、ドローンがフィールドを飛び回り、約200人の報道陣がメッシを一目見ようと練習場の後方に並んだ。インテル・マイアミの米国代表DFイェドリンは「マイケル・ジョーダンが海外でプレーするようなものさ。僕がプレーしている間にこんなことが起こるなんて思ってもみなかったことだ。でも本当にうれしいよ」などと話した。
インテル・マイアミの共同オーナー、ホルヘ・マス氏は18日、元スペイン代表の左サイドバック、ジョルディ・アルバが契約する予定であることを明かし、さらにメッシの元バルセロナのチームメートであるウルグアイ代表FWルイス・スアレスへの関心も認めた。
マス氏は「金曜日(21日)のクルスアスル戦は我々にとってとても重要な試合だ。リオネルとブシ(ブスケツ)のデビューが期待されるからだ」「我々はチームのレベルが上がり、良い結果を得られることを楽しみにしている。だがリオネルとタタに良い気分になってもらい、この街とクラブになじんでもらう必要もある」などと話した。
21日の試合のチケットは、転売サイトなどでは275ドル(約3万8500円)ほどで取引されているものもある。最も高額なものは1万9000ドル(約266万円)を超えている。
おそらく観客の中で最も感情的になるのはレアル・マドリードからLAギャラクシーへの歴史的移籍から16年を経たベッカム氏本人だろう。同氏は米放送局ABCの番組の中で「年を取るにつれて、より感情的になることに気づいたんだ。子供たちを見ていると感情的になるし、子供たちや妻と話すと感情的になる。だからレオがファンの前で、国民の前でピッチに立つのを見たら、間違いなくエモーショナルになるだろうね」と語った。

