日本に負けた北朝鮮のリ・ユイル監督が、珍しく選手を名指しで批判した。試合後の公式会見で「門番(GK)の活動が一番大きな問題だった」とGKキム・ウンヒの出来について厳しく言及した。
同監督のGK批判は、日本の3点目の場面を振り返ったものと思われる。後半24分、MF谷川萌々子(18)の左足ミドルシュートを相手GKが1度はキャッチしながら、ミスでボールをこぼしてゴールラインを割った。
北朝鮮は後半開始直後まで1-1。優位に試合も運んでいたが、後半20分に2点目を与えると、同24分にはGKのミス、同27分には守備陣の連係ミスから失点を重ねた。この4失点目の後、GKキムは懲罰交代。ベンチで涙を流す姿が話題になっていた。
そこに追い打ちをかける北朝鮮監督の厳しい指導となった。スタンドに駆けつけた「美女応援団」も涙する姿もあった。
北朝鮮リ・ユイル監督の試合後の一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って
リ監督 決勝まで進み、チーム戦術上、選手たちはよく動いてくれた。得点チャンスも多くつくった。ただ、守備と門番(GK)に難点があって負けることになった。全般的にはいいところが多かったが。
-前半で負傷したアン・ミョンソン選手の状況は
リ監督 今後も重要な試合がある。7番(アン)はひどい状態ではない。負傷は重要な問題ではない。
-大会通じて内容には満足か
リ監督 アジアのサッカーが発展したことが体感できた。世界的な水準に発展しているし、わがチームも発展できる可能性が十分にあるチームだと思った。熱い声援と支持に感謝している。今後も、会場に多く訪れるであろうファンには最善を尽くす姿を見せたい。
-日本の特徴は
リ監督 戦術が細かく、選手の理解度も高い。今回の試合でお互いに特徴が分わかり、今後の重要な試合(パリ五輪アジア予選)で負けないような、いい姿を見せることを望んでいる。
-準決勝まで1失点だったが、決勝で4失点した
リ監督 門番の活動が一番大きな問題だった。しかし先ほども言ったように、選手たちの試合の内容は良かったと思っている。

