[ 2014年2月17日23時37分 ]笑顔で記者会見する鈴木(左)、村上(中央)を見る浅田(共同)

 注目のフィギュアスケート女子は19日午後7時(日本時間20日午前0時)からショートプログラム(SP)が行われる。日本代表3人が17日、記者会見し、SPで最終30番滑走に決まった浅田真央(中京大)は「伊藤みどりさんに小さいころから憧れていた。五輪でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んだのを、自分も受け継いでいけたらいい。ソチ五輪でも跳べたらいい」と抱負を語った。

 2大会連続出場の鈴木明子(邦和スポーツランド)は「自分がやってきたことを出すことは、ほかの試合と同じ。ぶれずにやりたい」と話し、初出場の村上佳菜子(中京大)も「ソチ五輪に置いていかれずに(浅田、鈴木と)一緒の舞台に来られてうれしい。今もすごく楽しい」と本番に臨む気持ちを語った。

 会見前に3人は練習リンクで調整し、浅田は鍵となる3回転半を続けて成功させるなど状態の良さをうかがわせた。SPの音楽をかけ、技のつなぎやステップをチェック。練習時間の後半にフリーに組み込む3連続ジャンプを鮮やかに決めた。

 24番滑走の鈴木はSPの曲をかけた練習で構成に入れる2連続3回転、3回転フリップ、2回転半を着氷した。20番の村上はフリーの音楽をかけてステップや振り付けを確認し、その後2連続3回転を披露するなど好調だった。