ジャカルタ・アジア大会に参加中の男子バスケットボール代表選手4人が行動規範の違反で日本選手団の認定を取り消された問題を受けて、4人の選手が所属するBリーグのクラブがそれぞれコメントを発表した。それぞれのコメントは以下の通り。

 永吉佑也(27)が所属する京都ハンナリーズ高田典彦代表取締役社長

 「弊クラブ所属の永吉選手が、日本代表で活動中に軽率な行動をしてしまったことはまことに残念です。日本オリンピック委員会、日本バスケットボール協会ならび弊クラブを支援していただいています皆様はじめ関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なるご心配、ご迷惑お掛けしましたことを心よりおわび申し上げます。弊クラブとしましては、代表活動中のこととはいえ今回の事象を大変重く受け止めています。クラブ全体として選手研修などの対策を改めて強化し、再発防止に取り組んで参りたいと考えております。また永吉選手に対するクラブ対応については、本人と直接面談した上で改めて発表いたします。本件に関しまして心からおわび申し上げます」。

 橋本拓哉(23)の所属する大阪エヴェッサの安井直樹代表取締役

 「アジア競技大会に日本代表選手として参加していた弊クラブ所属の橋本拓哉選手が活動中に非常に軽率な行動をしてしまったことについて、誠に残念でなりません。日本オリンピック委員会、日本バスケットボール協会ならびにBリーグ、そして日頃より大阪エヴェッサをご支援ご声援いただいているパートナー企業の皆さま、関係者の皆さま、そしてファン・ブースターの皆さまへ多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます。弊クラブといたしまして、日本を代表する活動の中で起こした今回の事象を大変重く受け止め選手研修などの教育を改めて実施いたしまして、再発防止を徹底して取り組んでまいります。尚、橋本拓哉選手に関するクラブ対応については、本人と直接面談をした上で改めて発表させていただきます。本件に関しまして心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。現在、橋本拓哉選手は帰国中でございます。本件に関する各種問い合わせについては日本バスケットボール協会にご確認くださいますようお願い申し上げます」。

 今村佳太(22)の所属する新潟アルビレックスBBの小菅学代表取締役社長

 「弊クラブ所属の今村佳太選手が、日本代表での活動中に軽率な行動をとりましたことを、日本オリンピック委員会、日本バスケットボール協会、バスケットボールファンの皆様、そして、日頃よりご支援を頂戴しております新潟アルビレックスBBに関わる全ての方々に深く心よりおわび申し上げます。このたびの件につきましては、代表活動中のこととはいえ非常に残念であり、クラブといたしましても大変重く受け止めております。今後につきましては、チームルールを再度徹底し、再発防止に全力で取り組んで参ります。また、今村佳太選手へのクラブ対応につきましては、本人と面談した上で改めて発表いたします」。

 佐藤卓磨(23)の所属する滋賀レイクスターズの坂井信介代表取締役社長

 「このたび弊クラブ所属佐藤卓磨選手のアジア競技大会開催中における不適切行動につきまして、大変残念に思っております。日本代表として送り出してくださった滋賀レイクスターズのファン並びにスポンサーの皆様はじめご支援、ご声援をいただいている関係者の皆様、また、日本オリンピック委員会及び日本バスケットボール協会の皆様に謹んでおわび申し上げます。日本代表として模範であるべき立場ながら、軽率な行動で関係各位にご迷惑をおかけすることとなり、所属クラブとしても責任を重く受け止めております。クラブとして選手教育に改めて取り組み、再発防止に努めて参ります。なお、佐藤選手に対するクラブ対応についてはBリーグ事務局とも協議し決定いたします。本件に関して心からおわび申し上げます。現在、佐藤選手らは帰国中です。本件に関する記者会見等各種問い合わせについては、日本バスケットボール協会にご確認ください」。

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